理想的な水の飲み方

スポンサードリンク


更新日:2017年12月11日

どのように水を摂っていくのが理想的なのか?

水はこまめにゆっくりと飲むのが理想的

水は一気に大量に飲むのは効果的ではありません。細かく何度にもわけてゆっくり摂取するのが一番です。こまめに回数を多く水を飲むことで体が水分不足を感じることがなくなり、新陳代謝も活発に働くようになるからです。

 

理想的な水の飲み方

目安としては大体30分おきにコップに半分くらいずつ飲むのが理想的です。ですが職場の環境などでこのように飲むのが難しい人もいると思います。

 

理想的な水の飲み方

そのような人は1日に7〜8回、1回にコップ1杯ずつ飲み、のどの渇きを感じる時には1回にコップ2杯を目安に飲むようにします。このようにすれば、1日に1.5リットルは簡単に飲むことができます。

 

また、のどが渇いた時に水を飲むのは、体の水分不足のサインをしっかりと受け止めるということで非常に重要な事ですが、のどの渇きだけを水を飲むサインと思わないことも重要です。

 

なぜなら加齢と共にのどの渇きを敏感に感じられないようになり、体内の水分量が減っても喉が乾きにくくなってしまうからです。

 

特に女性はこの変化が顕著に現れると言われています。ですから、のどが乾かなくても「ある一定の時間が経てば水を飲む」というように習慣化することが必要です。

 

空腹時は水が最も吸収されやすい

空腹を感じたらコップに一杯の水を飲むようにします。食欲を抑えダイエットにも効果的です。ですが食事の途中にはあまり水を飲まない方が良いです。水によって食事中に活発に分泌される胃液が薄まり、消化の妨げになるからです。

 

コップ一杯の水

間食など甘いものを食べた後には水分補給もいつもよりしっかりとするのが良いです。この時に飲む水は「カルシウムが豊富な硬水」がおすすめです。体内で砂糖が分解される時カルシウムが必要となるからです。

 

また、入浴前後の水も命を守る大切な一杯です。
急激な温度と湿度の変化による立ちくらみなどを防ぐ効果があります。

 

寝る前には必ずコップ一杯の水を飲むようにしましょう

睡眠中、人は自分で感じている以上の汗をかきます。呼吸による水分の放出も含めると睡眠中に失われる水分量は500ml〜多い時には1リットルにも上ります。これだけの水分量が減ると起床時には体は渇き、血液は濁った状態になっています。

 

血液のナトリウム濃度が高まると当然血管は詰まりやすくなります。この状態が脳で起これば脳梗塞、心臓で起これば心筋梗塞になります。脳梗塞や心筋梗塞の発作が起こりやすいのは夜中…そして早朝から午前中にかけてであることからも理解できると思います。

 

脳卒中 起きやすい時間帯グラフ

 

心筋梗塞 起床後何時間以内が起きやすいか グラフ

 

就寝前は「アルカリ性の軟水」

就寝前 水 イラスト

就寝前に体内の環境をアルカリ性に戻すことで睡眠中の新陳代謝が促されます。

 

そしてなるべく常温の水が好ましいです。良く冷えた水を睡眠前に摂取すると体が覚醒してしまい、穏やかな眠りに入りにくくなることがあるからです。

 

就寝前にきちんと水分を補い体内の水分量を満たしておけば血液の著しい濁りを防ぐことができます。

 

「夜中にトイレに起きるのが嫌だから寝る前に水分を摂りたくない」という方も大勢いるかと思いますが、脳梗塞や心筋梗塞になるよりトイレに行く方が良いと考えたほうが妥当ではないでしょうか。

 

目覚めた時も「アルカリ性の軟水」がおすすめ

目覚めの水イラスト

睡眠前の水と同じくらい重要なのが「目覚めた時の一杯の水」です。睡眠中は血液の濃度が高くなっていますので、目覚めてからなるべく早く水を飲むことでスムーズな血流を促すことができます。

 

また、目覚めの一杯は血液を循環させるだけでなく胃腸の働きを促進する働きもあります。朝起きたばかりは胃腸の働きも鈍く、消化力も低下しています。

 

その状態で急激に固形物を入れると胃への負担は大きく、消化不良になってしまいます。

 

そういった点から、朝の目覚めの一杯におすすめなのは体に負担をかけないようにする為、体と同じような成分の「アルカリ性の軟水」が向いています。

 

まず、食べ物ではなく一杯の水を入れることで腸の働きも活性化され便意も催します。このように様々な点から朝の一杯の水が重要であることが分かります。

 

目覚めの水 注意点

  • 便秘症の方はアルカリ性の硬水がおすすめ。
  • 水の温度は良く冷えたものが向いている。(胃腸への刺激の意味もあるので就寝前とは逆になります)
  • 胃腸が弱く下痢気味の方は常温のものを摂取しましょう。

人間に必要な水分量

水不足はヒトの体にとって生死にかかわる重要な問題です。

 

体内の水分量がわずか2%減少するだけでも体は緊急事態であることを察し、のどが渇きます。

 

この「のどが渇く」というのが「体の水不足のサイン」です。

 

ところがこのサインを無視し体内の水分量が3%まで減少してしまうと、もはやのどは渇いたと感じなくなります。そしてそのまま6%まで水分量が低下すると体内での水分調整機能は不能になり、脱水状態に陥ります。そして10%失うと危機的状況に陥り、20%失うと命を落とします。

 

<水分損失率と脱水症状>

1%の水分不足 のどが渇いたと感じる
2%   〃  のどがカラカラになり頭がボーっとする
3%   〃  のどが渇いたと感じなくなり汗も出なくなる
4%   〃  疲労感や具合が悪くなる
6%   〃  頭痛や体温・呼吸・脈が上がる
8%   〃  息苦しさと思考能力の低下
10%  〃  かなり危険な状態で気を失うことも
20%  〃  命の危険

 

成人の一日に必要な水分量

成人の体は一日に2.5リットルの水分を排出していると言われています。

1日のに排出される水 イラスト

 

  • 尿-1.5リットル
  • 便-0.1リットル
  • 汗-0.6リットル
  • 息-0.2リットル

計 2.5リットル

 

この失われた2.5リットルを毎日補給しなくてはなりません。

 

普通に生活していれば食事から1リットルの水分を摂取し、体内でタンパク質や炭水化物や脂肪が燃焼すると約0.5リットルの水分が発生します。そうすると不足分の1リットルを水で補給すれば問題ありません。

 

もちろん汗を多くかいた日など失う水分量が多い日には、それに応じて水を摂取しなくてはなりません。

1日の水分摂取量
  • 「普段は一日に1リットル〜1.5リットル」
  • 「暑い日や汗をかいたら一日に2〜2.5リットル」

 

子供の一日に必要な水分量

子供は大人より新陳代謝が活発なので一日に必要な水分量も大人より多く必要になります。

 

<子供が一日に必要な水分量 体重1kg当たり>

  • 新生児(生後28日以内) 50m〜120ml
  • 乳児(生後1年未満) 120ml〜150ml
  • 幼児(生後1〜6年) 90ml〜100ml
  • 学童(生後6〜12年) 60ml〜80ml

 

子供の理想的な水の飲み方

成人の場合は体重1kg当たり40ml〜50mlですので、学童でも体重1kg当たりで見れば大人の倍近くの水分を必要とするのが分かります。

 

子供は大人よりも熱を出しやすいですが、これも代謝が盛んで脱水状態に陥りやすいことと関係があります。

 

なので子供は大人以上にたっぷりと水分を摂る必要があります。

汗をかくのを抑えるために水分を減らすのは良いことか?

汗を気にして水分を控えるのは命にかかわる危険な行為です

救急車 点灯 イラスト

汗をかくのを嫌がって出かけた先などで水分摂取を控える人もいます。ですが発汗しないことはただちに生死に直結する問題を伴います。

 

毎年夏になると熱中症で救急車で運ばれる人が増え、最近では亡くなる方も珍しくはありません。

 

熱中症とは

  • 気温の上昇によって体内に熱がこもる状態。
  • 不快感や頭痛・吐き気などを催す。
  • 症状がひどくなると意識障害や死に至ります。

 

体に熱がこもってしまう原因は「体がちゃんと汗をかけなくなること」にあります。
汗をきちんとかけていないと体内の熱は放出できません。

 

脳 暑さに弱い イラスト

脳細胞は高熱に非常に弱い性質を持っているため、熱中症によって体内の温度が異常に上がってしまうと意識障害やけいれんが引き起こされてしまいます。

 

年々熱中症患者が増えているのは、環境の変化もそうですが、逆に感じる側の人間が発汗しにくい体質になっていることにも原因があるのではないかと考えられています。

 

普段から汗をかかないように摂取する水分量を調節していると「汗をかかなくてはならない時に、汗をかくことができない」ようになってしまいます。

 

そうすると暑い気温への適応力が衰え、結果的に「熱中症になりやすい体」を自ら作り上げていることになります。

 

汗を抑えるために水分を減らすことは酷暑のときには自殺行為となり得ますので絶対にしてはいけない行為です。汗が気になる方は汗をかくことを抑えるよりも、汗をかいた後のケア…汗をかくことを前提とした対処をすることが賢明な処置と言えます。

 

外出中は家にいる時以上の水分補給を

外で水を飲むイラスト

特に外出中こそ気温や湿度が自分でコントロールできない状況にあります。その時に体温調節ができない状態に自分を置くのは非常に危険な事だと言えます。

 

和装で外出の時など、着くずれを嫌がるあまりに水分を摂らない人がいますがこれは本当に危険です。普段の服よりも締め付けがきつい服装で、かつ、水分補給も行わないなら死の危険さえあります。

 

ですから、外出時には家にいるとき以上に水分補給を心がけなくてはいけません。

スポンサードリンク