水の種類|ミネラルウォーターの見分け方

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更新日:2017年12月11日

ミネラルについて

水のミネラルの種類

鉱物つまりミネラルを含む水をミネラルウォーターと呼びます。市販のミネラルウォーターには「カルシウム・マグネシウム・ナトリウム・カリウム」について記載があることが多いです。

 

その他にも「亜鉛・マンガン・セレン」等も含んでいますが、特記する場合でないものは書かれていないことが多いです。

 

こちらでは「水に含まれる代表的な四つのミネラルの特徴」を紹介。

 

カルシウム

カルシウム

カルシウムはヒトの体内の1.5%を占めるミネラルです。ほとんどは歯や骨の中にありますが、筋肉や神経や体液中にも含まれています。

 

体液中のカルシウムは微量ではありますが、血液の凝固を助けたり筋肉の収縮を促したり、酵素を活性化させたりと重要な働きをしています。

 

また、神経に含まれるカルシウムが苛立ちを抑える効果があることもよく知られています。

 

このように体液に含まれるカルシウムは不足すると体自体が機能しなくなるので、緊急時には骨の中から溶け出して不足分を補おうとします。

 

そして補う量が多くなると骨粗しょう症を招きます。ですから、必要十分な量のカルシウムを摂ることは非常に重要なことと言えます。

 

マグネシウム

マグネシウムが不足すると痙攣やしびれを引き起こします

マグネシウムはヒトの体内に占める割合は0.14%と微量です。ですがカルシウムと共に骨や歯の成分となり、体内酵素を活性化し便秘の解消や疲労防止・血流の安定にも効果を及ぼしています。

 

マグネシウム単体として働くのではなく、カルシウムとの相互作用で働くのが特徴となっています。カルシウムの代謝の手助けをしたり、カルシウムが必要以上に骨から溶け出すのを防いでくれたりします。

 

なのでカルシウムを十分量摂取してもマグネシウムが不足していると筋肉の収縮を促すカルシウムが上手に作用せず、けいれんやしびれの原因になります。

 

このけいれんやしびれが心筋で起こると狭心症や心筋梗塞を招いてしまいます。

 

つまりカルシウムとマグネシウムはセットで摂取することが理想的です。カルシウムとマグネシウムの摂取比は2対1がベストと言われています。

 

ナトリウム

ナトリウムの摂り過ぎは高血圧や動脈硬化を招く

ナトリウムはマグネシウムの体内含有量とほぼ同じです。その4分の1は骨格内にあり、残りはナトリウムイオンとして細胞外液の中に溶け込み体液の浸透圧を調整しています。

 

また、マグネシウムと同じくカルシウムなどのほかのミネラルの代謝を助ける働きもしています。カリウムと相互に助け合って神経伝達がスムーズに進行するように助ける働きもあります。

 

近年の食事は塩分が高いのでナトリウムは不足になることはまずありませんが、むしろ摂りすぎによって高血圧や動脈硬化を招くので摂取量に注意が必要です。

 

カリウム

カリウムはナトリウムによる血圧上昇を抑える働きがある

カリウムはナトリウムが細胞外液で働くのと異なり、細胞内液に溶け込んで細胞内の酸とアルカリのバランスをとり浸透圧の調整をします。

 

また、ナトリウムによる血圧上昇を抑える働きもあります。その他にもナトリウムとのバランスをとることで神経や筋肉の機能の維持に務めます。

 

カリウムの摂取が不足すると低カリウム血症となり、だるさや疲労感・頻脈や心拡張症など心臓の働きに良くない影響を及ぼします。

毎日の水からミネラルを摂取しましょう

ミネラルはヒトの体に欠かすことができない要素ですが人体では生産できないものばかりです。なので外部から摂取するしか手がありません。

 

そのためにも普段手軽に飲める「水」の中で、ミネラルが豊富なものを選んで自分で自分の身体を調整してあげることがとても重要です。普段気にしているのといないのでは長い目で見ると、やはり齢を重ねていくに連れその差が顕著に現れてくるものです。

硬水と軟水について

 

先述いたしましが、体内では生成できないミネラルを含む水を取り入れることが重要です。

 

ですがミネラルは相互に作用し合って働きますので「どの成分を取り入れるか」ではなく「バランス良く摂り入れることが重要になります。

 

水に含まれるカルシウムとマグネシウムの量をもとに数値化したものを「硬度」と呼び、この硬度によって硬水と軟水に分けられています。

WHOの基準

  • 硬度が60ミリグラム未満のものを「軟水」
  • 硬度が60ミリグラム以上120ミリグラム未満のものを「中硬水」
  • 硬度が120ミリグラム以上180ミリグラム未満のものを「硬水」
  • 硬度が180ミリグラム以上のものを「超硬水」

 

水の硬度

 

この硬水と軟水の分け方は色々ありますが、世界的な分け方をザックリ掴んでおく程度でいいと思います。

 

ようは「自分がうまいと感じるのはどこまでか」「自分が飲めるのはどこまでか」を把握することが肝心です。

 

スーパーやコンビニで手に入る水の硬度

・コントレックス1468r/L
・エビアン304r/L
・ボルヴィック60r/L
・クリスタルガイザー38r/L
・六甲のおいしい水32r/L
・南アルプスの天然水30r/L
・いろはす27r/L

 

こういった手軽に手に入る水を飲んでみて、「硬度が高いとこんなにまずくなるんだ」ということを確認してみるといいのではないでしょうか。

 

地形や地層など「条件」によって水の硬度は変わる

日本の水は軟水

ヨーロッパは硬水がほとんど


「日本の水はほとんどが軟水」

日本の国土は起伏が激しく高地から海や川に流れ込むまでの水の速度が速いため、地層中のミネラル分を摂りこみにくいことから軟水がほとんどです。

「ヨーロッパの水はほとんどが硬水」

そもそも石灰岩層の土地なのに加えて平坦な土地が多く、地中をゆっくりと流れることができる。そのため地中のカルシウムやマグネシウムなどのミネラルを存分に摂り入れることが出来るため。

 

日本人は軟水に慣れているため、硬水を飲むと飲みづらく感じる方が多いですが、健康の視点から考えると硬水を飲むのが良いと言えます。

 

食事が美味しくなる水

日本食は軟水で美味しくなる

  • 日本食なら「軟水」
  • 欧米型なら「硬水」

が食事が美味しくなる水です。

 

日本の水はほとんどがカルシウムやマグネシウムをあまり含まない軟水です。この軟水は日本古来の海藻などミネラル豊富な食事に良く合います。

 

水でミネラルを補給できない代わりに食事に多くのミネラルが含まれているのが日本食の特徴です。だしに使う小魚や昆布も水で摂取できないミネラルの代わりになっています。

 

欧米型の食生活で軟水を飲み続けると…?

 

ミネラルが少ない軟水を飲みながら、高カロリー・高コレステロールでミネラルをあまり含まない食事を摂り続けるとどうなるのか?おおよそ想像はつくかと思いますが、ほぼ間違いなく脳梗塞や心筋梗塞といった病気にかかります。

 

近年、日本でそのような病気が増えている理由は「軟水を毎日のように飲みながらも、食生活が欧米化されていること」が一つの原因とされています。

 

欧米型の食事例

肉や乳脂肪分を食事で大量に摂取する欧米型の食生活は、硬水が多い欧米だからこそ成り立つ生活です。軟水地域には軟水地域の、硬水地域には硬水地域の安定した食文化があるということです。

 

ですから、中性脂肪値・悪玉コレステロール値が高い人…欧米型の食生活を好む人は積極的に硬水を毎日飲むことをおすすめします。脳梗塞や心筋梗塞を防ぐ一手となり得ますからね。

 

クラスターについて

 

酸素と水素が結合した水分子の一つ一つが繋がって集合体になります。これをクラスターと呼びます。クラスターがさらに多く集まったものが水です。

 

味蕾 イラスト

クラスターが小さければ小さいほど舌にある味を感じる部分である味蕾にすっぽりと収まるのでおいしく感じ、また、分子が小さいので細胞への浸透率が高く吸収にも優れていると言われています。

 

クラスター値が低いと飲みやすくなるが良い水とは判断できない

水は冷やせば冷やすほどクラスター値が大きくなり、逆に温めるとクラスター値が下がります。ですから、クラスター値の表示だけではその水の質は判断できないことが分かります。

 

一般的なクラスター値
  • 水道水 150Hz
  • ミネラルウォーター 100Hz
  • 純水 70Hz

 

また、クラスター値はヘルツという単位で表されますが、神田川と水道水はクラスター値が140ヘルツとほとんど同じと、ある意味納得の結果です。

 

不忍池の画像

ですが不忍池と六甲の名水もクラスター値が60ヘルツ前後とこちらも差がありませんでした。

 

不忍池の水は藻やプランクトンやその他の汚染で決して飲もうとは思えない水ですが、それらの有機物が水分子を分断するので六甲の名水と変わらないクラスター値となります。

 

このようにクラスター値が低いと飲みやすくはなりますが、それだけで良い水…きれいな水とは判断できません。あくまでも参考として見る値です。

 

アルカリ性の水と酸性の水

 

水分中の水素イオンの濃度をpH(ペーハー)で表示します。pHは0から14までの数値で「pH7は中性」を意味します。健康な人の体液はだいたいpHが7.4と弱アルカリ性ですので、健康増進に優れている水も弱アルカリ性が良いとされています。

 

アルカリと酸性

 

アルカリ性の水が健康増進に優れているワケ

人間の体は疲労がたまると体液が酸性に傾いてきます。酸性に傾くと新陳代謝が滞り中性脂肪や糖の分解も機能しなくなります。

 

そうした場合アルカリ性の水を飲むことによって本来の弱アルカリ性の体内環境に戻してやれば、新陳代謝が再び活性化され中性脂肪や糖の分解も潤滑に進みます。

 

また、アルカリ性の水には万病の元ともいわれる「活性酸素」を抑える働きもあります。

 

つまり新陳代謝を高め活性酸素の働きを抑えるアルカリ性の水を体内に取り入れることが、疲れやすい環境に暮らす現代人には必要な事だと言えます。

 

酸性水の抗菌作用

酸性の水の良いところ…それは抗菌作用です。風邪の引き始めなどに弱酸性の水でうがいをすると、のどの炎症を鎮静化したりウイルスの働きを抑えたりする効果が得られます。

 

酸性水の抗菌作用とは?

炭酸水も弱酸性の水が多いのですが、疲労を感じた時に炭酸水を飲むことで、乳酸がたまった体を中和して疲労回復につなげる働きがあります。

 

ですが体には弱アルカリ性が理想的ですので、疲れがたまった時にスポット的に1杯か2杯飲むようにして、常飲しないようにしましょう。

 

また、酸性の水の利用法として抗菌作用を利用し、洗顔や化粧水代わりに使うことができます。人の肌は弱酸性にあるとき雑菌の繁殖を抑えることができます。

 

抗菌作用を活かした酸性水の利用方法
  • うがい
  • 洗顔
  • 掃除
  • 食器洗い
  • 食べ物の変色防止
  • 洗濯
  • アイロン
  • 臭い消し
  • 加湿器
  • 洗車

しかし汗や皮脂等で肌が汚れてくるとアルカリ性に傾き、雑菌が繁殖し肌荒れや吹き出物の原因になってしまいます。このようなとき弱酸性の水で洗顔すると正常な肌の状態へと戻してくれます。

 
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